最新情報

オープンCAE勉強会@富山

オープンCAE勉強会@富山(第18回)が終了しました。

 オープンCAE勉強会@富山(第18回)が ,2014年2月8日(土)に開催されました。秋山氏による講習会「変数を使用したSalome-Mecaモデリングの自動化」を開催しました。とても簡単に、変数を使ってモデル作成の自動化が可能でした。
 参加者は7名(教員2名,学生1名,社会人4名:男女比7:0)でした。雪の中,遠方からも2名の参加がありました。遠くからお越し頂きありがとうございました。修士論文,卒業論文,就職活動と,学生さんは忙しくて少数でした。
 その他に,OpenFOAM正規版および最新のコミュニティ開発版foam-extend-3.0に含まれる前例題を実行した結果の報告がありました。同じ例題でも結果が違うこともあるようです。その辺りの情報が整理されれば、一般公開となるそうです。楽しみです。
 また,関心の高まりつつある最適化に関する発表として,DakotaとOpenMDAO の報告がありました。
 OpenFOAMユーザから,いくつかの発表がありました。DEM解析については,エラーが発生することがあるようですが,対策はわかりませんでした。OpenFOAMを使った相変化を伴う流れのシミュレーションについての相談もありました。経験豊富な先達からのいろいろなアドバイスが出ていました。
 OpenFOAM2.2から強化されたマクロ機能を使った,境界条件設定の効率化についても報告がありました。

 終了後に有志による親睦会を開催し,冬の魚を楽しみながら,今後の勉強会運営の参考となるご意見を伺うことができました。

 講習会配付資料や、発表関連資料は下記リンク先の「20140208第18回」フォルダから閲覧が可能です。
20140208第18回フォルダ

 次回は,3月23日(日)の予定です。
 

オープンCAE勉強会@富山(第18回)開催案内

オープンCAE勉強会@富山(第18回)開催のお知らせです。
2月8日(土)に,富山県立大学にて開催させていただきます。

 今回は, *ミニ講習会「変数を使用したSalome-Mecaモデリングの自動化」* を開催します。講師は秋山様です。「Salome-MecaのNoteBook機能を用いて、変数を用いたモデリングを行うことで形状のサイズ変更やメッシュのサイズ変更を自動で行うこと」や、「Pythonスクリプトを用いて同様の操作を行うこと」を学びます。
 これまでの勉強会と同様に,Salome-Mecaの動作するPCや仮想環境をご用意ください。

詳細情報,ならびに,お申込みは,下記サイトをご覧ください。
講習環境の最新情報も下記サイトに記載いたします。
http://atnd.org/events/47440

お気づきの点,ご質問,ご要望などございましたら,中川までお知らせ下さい。
初参加で環境準備方法がわからない方は,中川までお知らせ下さい。

なお,富山県大のサイトで,過去の資料などを公開しております。
http://eddy.pu-toyama.ac.jp/オープンCAE勉強会-富山/
http://eddy.pu-toyama.ac.jp/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3CAE%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A-%E5%AF%8C%E5%B1%B1/

今後の開催予定
 3月23日(日) 

オープンCAE勉強会@富山(第17回)が終了しました。

 オープンCAE勉強会@富山(第17回)が ,2014年1月25日(土)に開催されました。通常とは異なる特別会とし,初心者向け講習会「初めてのOpenFOAM」を開催しました。
 参加者は7名(教員1名,社会人6名:男女比6:1)でした。隣県から1名,関西からも1名の参加がありました。遠くからお越し頂きありがとうございました。
 基本的な例題2題に取り組みました。いろいろな質疑応答もできました。積極的な活用を考えていらっしゃるようで,これからの勉強会が,ますます楽しみです。

 次回は,2月8日(土)の予定です。秋山様からのミニ講習を予定しています。

オープンCAE勉強会@富山(第16回)が終了しました。

 オープンCAE勉強会@富山(第16回)が 開催されました。参加者は18名(教員4名(2大学),社会人9名,学生5名(2大学2研究室):男女比17:1)でした。北陸以外からも,4名の参加がありました。ありがとうございました。
 講習会では,資料の間違いが見つかりました。訂正版をウェブにアップしました。
netBeans設定方法v0.pdf

ミニ講習会:OpenFOAM(R)ソースコード入門について


最新情報はこちらです。
http://eddy.pu-toyama.ac.jp/jogex88pz-104/#_104

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*11/08 想定する受講者を追記しました。資料ドラフトを更新しました。
*11/11 IDE設定に関する備考,仮想マシンへのリンクを追記しました。最下部をご覧ください。
*11/12 資料ドラフトの更新。  11/15 資料ドラフトの更新。

2013年11月17日(日)開催の第16回 オープンCAE勉強会@富山 では,次のミニ講習会を開催します。
「OpenFOAM(R)ソースコード入門pt1 熱伝導方程式の解法(laplacianFoam)から有限体積法の実装について考える」

勉強会詳細と申込は,次のATNDサイトからどうぞ。 http://atnd.org/events/45229

講習会の内容は下記を予定しています。作成途中ですが,資料を貼付します。
20131117laplacianFoam解読講習_前編DRAFTv3.pdf
20131117laplacianFoam解読講習_後編DRAFTv3.pdf

* 想定する受講者は,卒業研究でOpenFOAMを使い始めた学生です。使えるようにはなってきたけれど,ソースコードの見方がわからない,教科書で読んだCFDの基礎が,感覚として身についたとは思えない,といった人です。

* OpenFOAM のソースコードでは,基礎式を偏微分方程式の形で記述する.OpenFOAM内部では,有限体積法を使ってこの微分方程式を解いている.どのようにして,有限体積法に基づく離散化が実現されているのか,最もシンプルな拡散方程式(熱伝導方程式)の場合を例として,実装方法を読み解いていく.


* 2013年6月のオープンCAE勉強会@富山で,ソースコードの眺め方について講習を実施した.この時は,使われている技術を断片的に見るに留まった.今回は,1つのソルバについて,じっくりとソースコードを眺めたい.まず,簡単な形状の問題を手作業で解き,その際に出てきた変数などを再認識した上で,ソースコードと照らし合わせる.


* 1次元熱伝導方程式を有限体積法によって離散化し,手作業で解く.この過程で必要な式変形などを確認する.


* 熱伝導方程式を解くソルバ "laplacianFoam" のソースコードを見ながら,上記手作業で出てきた式が,どのように使われている(コーディングされている)かを読み解く.


* 与えた偏微分方程式から行列が作られる過程を確認する.しかし,行列の解法には踏み込まない.


* 第11回 オープンCAE勉強会@富山 での講習資料(OpenFOAMソースコード解読へ向けてpt1_v1.pdf)をご一読ください.

第11回 オープンCAE勉強会@富山 での講習資料(OpenFOAMソースコード解読へ向けてpt1_v1.pdf)

備考:
 ミニ講習では,OpenFOAM 2.2.2 をベースに,ソースコードを解読します。
 OpenFOAM2.2.2のソースコードを取得し,閲覧できる環境があると,理解が深まります。(実行しませんので,インストールしなくてもOK。)なくても受講できるよう,資料を配付いたします。
 偏微分方程式の離散化と手作業での行列作成など,演習を実施する予定です。筆記用具をご持参ください。
 WindowsやMacのノートPCでも作業できる環境を用意しました。下にリンクがあります。
 詳細については,参加申込サイトでも逐次更新いたします。

備考:
 OpenFOAMのソースコード(laplacianFoam)を統合開発環境 NetBeans IDEで調査するための環境設定方法についてまとめました。下記ファイルをご覧ください。
 netBeans設定方法v0.pdf
 ご利用のマシンで他のIDEをお使いいただくこともできます。上記にファイルに記載したのと同じソースコードを含めるようにしてください。

 IDEのインストールと設定を組込んだ仮想マシン(VMware用仮想マシン)を作成しました。下記アドレスからダウンロードしてください。Googleドライブを使っています。「プレビューは使用できません」と表示されますが、その下にある「ダウンロード」をクリックすると、ダウンロードが可能となります。
 ZIPファイル圧縮しましたが,容量は1.6GBです。解凍したあと,VMWarePlayerから起動してください。
https://drive.google.com/file/d/0B-92kZICRjZ5QW9acnBNendsalk/edit?usp=sharing