オープンCAE勉強会@富山
講習会マシンのシェルを使い易く:bashでtabキー補完によって$記号がエスケープするのを防ぐ方法は?
オープンCAE勉強会@富山や,オープンCAE学会のOpenFOAM講習会用に作成・公開した仮想マシンは,Ubuntu系のOSを使っています。
すこし前から,bash の補完機能が変わって,使いにくくなっていました。例えば,端末・ターミナルからOpenFOAMに付属する例題が格納された場所 $FOAM_TUTORIALS
の中身を確認しようとして,ll $FOAM_TUTORIALS/
とタイプしたところでTABキーを押します。すると,$
記号がエスケープされてしまい,端末に打ち込んでいた文字列が ll \$FOAM_TUTORIALS/
と変化します。こうなってしまうと,せっかくOpenFOAMの環境として設定してある変数 FOAM_TUTORIALS
が使えない状態になり,再度キー入力が必要になってしまいます。
むかしむかしは,このようなことを気にせずに,途中まで入力し,TABキーを1,2回押して候補を確認した後に入力,という使い方ができました。これができないので,ストレスを感じてしまいます。
このストレスの解消方法をメモします。ザッと調べたところ,2つの方法があるようです。
shopt -s direxpand
で先に変数を展開してしまう,shopt -u progcomp
で programmable completion を無効化する。
参考ページ:https://askubuntu.com/questions/70750/how-to-get-bash-to-stop-escaping-during-tab-completion
shopt は,bashの動作設定の表示や変更をするコマンドです。
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1912/12/news034.html https://www.gnu.org/software/bash/manual/html_node/The-Shopt-Builtin.html
direxpand
端末・ターミナルで,次のコマンドを実行します。
shopt -s direxpand
direxpand
If set, Bash replaces directory names with the results of word expansion when performing filename completion. This changes the contents of the readline editing buffer. If not set, Bash attempts to preserve what the user typed.
https://www.gnu.org/software/bash/manual/html_node/The-Shopt-Builtin.html
direxpand
(directory expansion) オプションを有効にすることで,補完したときに変数名ではなく,実際のアドレスを表示するようになります。
補完前
ll $FOAM_TUTORIALS/
補完(TABキーを1度押した)後
ll /home/user/OpenFOAM/OpenFOAM-v2106/tutorials/
普通に使う場合は,これでも良いかもしれません。講習会で使う場合には,人によって環境が異なるため,変数名のままで作業したいです。その場合には,次の方法を選択します。
progcomp
端末・ターミナルで,次のコマンドを実行します。
shopt -u progcomp
progcomp
If set, the programmable completion facilities (see Programmable Completion) are enabled. This option is enabled by default.
progcomp
(programmable completion) オプションを無効にすると,変数名はそのままとなります。(デフォルトで有効になっている。)
補完前
ll $FOAM_TUTORIALS/
補完(TABキーを1度押した)後[$FOAM_TUTORIALSの中にある候補が表示される]
ll $FOAM_TUTORIALS/
Allclean compressible/ mesh/
Allcollect discreteMethods/ modules/
Allrun electromagnetics/ multiphase/
Alltest financial/ preProcessing/
DNS/ finiteArea/ resources/
IO/ heatTransfer/ stressAnalysis/
basic/ incompressible/ verificationAndValidation/
combustion/ lagrangian/
ただし,この方法では,intelligent な補完オプションが無効になるという副反応があるらしい。
元に戻したければ,次のコマンドを実行して,progcomp を有効化してください。
shopt -s progcomp
2021年 オープンCAE勉強会用講習マシンについて(リリース候補)
オープンCAE勉強会@富山の復活をもくろんでいます。講習会や,参加者による発表,できれば,交流会などで,知識の共有を促進したいです。
季節が夏となっていますので,OpenFOAM超初心者向け講習というよりも,初心者が効率的・効果的に活用する方法などの講習を実施したいと考えています。
現時点での講習会用仮想マシンRC(Release Candidate)を共有します。詳細は下記をご覧ください。ご質問・ご要望などは,OpenFOAM掲示板へお知らせください。
今期の講習用仮想マシン
共有リンク
https://drive.google.com/file/d/1rnc63hX6kHL6qr0bDhqnLUSt3p5WCo3D/view?usp=sharing
仮想マシンアプライアンス名:Kubuntu2004-v0RC3.ova
アプライアンスファイルのサイズ:約4GB
インポート時に必要とされるディスク容量:約15GB
仮想マシンのディスク容量:最大28GB(可変サイズ)
仮想マシンの使用メモリ:2048GB
使用プロセッサ数:1
OS: Kubuntu 20.04
OpenFOAM: OpenFOAM v2106
compiled from source to use catalyst and runTimePostProcessing features
ParaView 5.9.1
compiled in Thirdparty-2106 with mesa, python 3.8 and mpi
Jupyter-lab will works with paraview
ユーザ名とパスワード
仮想マシンを起動すると,下記のユーザで自動的にログインされる。
ユーザー名:user
パスワード:user
OpenFOAM
OpenFOAM v2106 は,/home/user/OpenFOAM/OpenFOAM-2106 にインストールされている。
ParaView などの third-party ソフトウェアは,/home/user/OpenFOAM/ThirdParty-v2106 にインストールされている。
端末を起動すると,OpenFOAM v2106 の使用環境が自動的に読み込まれる。
Jupyter-lab
端末で書きコマンドを実行すると,そこから jupyter-lab が起動する。(webブラウザ firefox を利用する。)
jupyter lab
終了するためには,ブラウザを閉じる。さらに,jupyter-lab を起動した端末で Control キーと C キーを同時に入力し,さらに,y と入力する。
Jupyter-lab と Paraview とで OpenFOAM 結果を操作する
端末を起動し,処理したい OpenFOAM ケースディレクトリに移動する。そこから,`jupyter lab` を実行する。
jupyter-lab では,下記のように paraview ライブラリを読み込むことで,paraview の機能が使用できる。
from IPython.display import Image, display_png
import paraview.simple as pv### サンプル
例題ケース:/home/user/OpenFOAM/user-v2106/run/pitzDaily
ノートブック:paraview-test-pitzDaily.ipynb
openfoam と paraview と jupyter-lab とに関する参考サイト:https://inabower.hateblo.jp/entry/2019/01/05/225403
オープンCAE勉強会@富山(第81回)
6月16日(土)オープンCAE勉強会@富山(第64回)について
6月16日(土)に,大学コンソーシアム富山「駅前キャンパス」 研修室2(富山市新富町1-2-3 CiCビル5階)にて開催いたします。会場が通常とは異なりますのでご注意下さい。
タイトル: モデルベースデザイン入門:「1DCAE概念に基づく熱流体問題へのOpenModelica解析の導入」(講師 福江高志氏)
内容:
オープンソースのModelicaソフトウェアOpenModelicaの入門講習です。 OpenModelica公式サイト
1D-CAEやモデルベースデザインによる上流設計ツールとして,Modelicaが着目されています.オープンソースのModelicaシミュレーションツールとしてOpenModelicaがあり,手軽に1D-CAE解析ができるようになりました.一方,1D-CAEを正しく運用するためには,設計者自身が計算する対象の物理現象を適切に理解し,正しく機能モデルに落とし込むことが必須です.設計者が責任をもって製品の性能を司る物理現象を理解し,ただしく1D-CAEツールの中で再現することが,1D-CAEを使うために必須のステップです.
そこで今回は,1DCAE概念:「物事の本質を的確に捉え,見通しの良い形式でシンプルに表現する」(大富, 日本機械学会誌, 120-1188 (2017), 10-15)に基づく上流設計を実現する中でOpenModelicaを運用するためのプロセスを,熱流体問題を事例に追いたいと思います.すなわち,① 解析対象で発生する現象の切り分け,② 機能モデルの構築,③ OpenModelica 内での1D-CAE解析モデルの構築と解析,④ 結果の確認 までの流れを体験します. OpenModelicaの操作法および,対象とする現象のMOR (Model-Order Reduction) とModelicaモデルの関係について解説します.
ハンズオン講習をご希望の方は,講習環境を用意したノートPCをご持参ください。必要な環境は, OpenModelica 1.12.0 以降 です。OpenModelicaは,Windows版,Mac版,Linux版が公式サイトで提供されています。
上記の環境構築ができない場合に備えて,OpenModelica最新版 をインストールした仮想マシンアプライアンスを作成しました。Virtualboxなどの仮想環境が使用できるかたは,下記からファイルを取得し,仮想環境にインポートしてお使いいただけます。近日中に公開します。
2月17日(土)オープンCAE勉強会@富山(第60回)について
今回のミニ講習会は,「OpenFOAM付属V&V例題の実行と結果の自動処理化[予定](講師 中山勝之氏)」です。
オープンCAE勉強会@富山(第57回)開催のお知らせ
オープンCAE勉強会@富山(第57回)開催のお知らせです。
10月21日(土)に,富山県立大学にて開催いたします。
https://atnd.org/events/91475
今回のミニ講習会は,「 OpenFOAMとともに学ぶ熱流体シミュレーション CFD の基礎(仮)」です。講師は,中川です。
オープンソースの熱流体シミュレーションソフトウェア OpenFOAM のソースコードを見ながら,熱流体シミュレーションの基本について学びます。シミュレーションのごく基本的な内容について,その考え方と実際のコードを見比べる予定です。
今回は,流体シミュレーションの基礎の基礎であるSIMPLE法とPISO法について考える予定です。今後,いろいろな部分に着目し,同様の講習をシリーズすることを検討しています。
実際のOpenFOAMコードを見ながらの受講をご希望の場合には,OpenFOAM 4以降のソースコードが見られる環境をご持参ください。本勉強会で過去に使用した仮想マシンでもOKです。聴講だけでも歓迎いたします。
詳細は申込サイトをご確認ください。https://atnd.org/events/91475
第54回オープンCAE勉強会@富山開催報告
第53回オープンCAE勉強会@富山開催報告
1月21日(土)オープンCAE勉強会@富山
オープンCAE勉強会@富山(第50回)開催のお知らせ
追記:参加者多数のため,開催教室を変更いたします。
新しい開催場所は,富山県立大学 L205会議室 です。
下記の学内マップをごらんください。
201612_学内マップ.pdf
オープンCAE勉強会@富山(第46回)開催のお知らせ
2016年7月23日(土)オープンCAE勉強会@富山第45回 報告
オープンCAE勉強会@富山第45回が2016年7月23日(土)に富山県立大学で開催されました。参加者は18名(教員4名(1大学),学生10名(2大学4研究室),社会人4名;県内14名,県外4名)でした。新たなメンバーにも参加していただきました。電車で7時間や4時間かけて,遠くからの参加があり,有り難い限りです。
今回は,「OpenFOAM®ソースコード入門:基礎式から行列がつくられる手順をlaplacianFoamから学ぶ (予習編&本編) 」を開催しました。
予習編では,基礎式からスタートし,有限体積法による離散化を経て,行列を作成するまでの手順を確認し,簡単な例題を手作業で解いてみました。
本編では,OpenFOAMのソルバlaplacianFoamのソースコードからスタートし,偏微分方程式のように記述したコードから,行列が作成される様子を探りました。一般的な改造では見ることのない部分までソースコードを探ることで,OpenFOAMの奥深さを学びました。
この他に,次のような発表がありました。
・rhoCentralFoamとMesh refinementなど。
・Paraview Web 試用報告など。
・Tutorialをやってみた;interFoam/waterChannel編。
講習資料等は,本ページのキャビネットにて公開しています。
今回は,最近発売され,大きく話題となっている書籍「OpenFOAMによる熱移動と流れの数値解析」の著者が参加してくださいました。他の参加者からは,感謝の言葉が浴びせかけられていました。
今回も,3種の銘柄を食べ比べました。参加者による投票結果は次の通りです。いずれも甲乙付けがたいおいしさです。あえて順位を付けると,下記のような結果となりました。あくまで,参加者の個人的な嗜好による結果です。いずれの品もおいしかったです。
紀雅 1位 9名 2位4名
ヒロ助 1位 4名 2位8名
川上 1位 1名 2位 2名
これまでの食べ比べについて,ノートにまとめています。
https://www.facebook.com/notes/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3cae%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A%E5%AF%8C%E5%B1%B1/%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%AE%E5%AF%BF%E5%8F%B8-%E9%A3%9F%E3%81%B9%E6%AF%94%E3%81%B9-%E8%A8%98%E9%8C%B2/894632287264294
7月23日(土)オープンCEA勉強会@富山(第45回)開催のお知らせ
ますの寿司 食べ比べの記録 32社
これまでに食したますの寿司:
扇一ます寿し本舗,きときとのますの寿し,せきの屋,なかの屋,なみき
FreeCAD用スクリプト
オープンCAE勉強会@富山第37回開催報告
ミニ講習会「Paraviewトレーニング初・中級 Paraviewを活用しよう!」では,Paraviewを使ったOpenFOAM解析結果の後処理,アニメーションの作成や,それら処理の自動化(Pythonスクリプト)に挑戦しました。いろいろなノウハウを共有することができ,参加者の今後の活用が期待されます。
勉強会参加者有志によって,様々な非ニュートン粘性モデルをOpenFOAMに実装するプロジェクトを展開しています。多くの参加者から実装および検証状況が報告されました。共通の課題を共有し,議論を繰返す中で,物理モデルおよびOpenFOAMへの理解が深まっています。様々な経験・関心を持つ参加者の相互作用により,参加者全体のレベルアップが期待されています。
交流会では,恒例の ますの寿司食べ比べ を実施しました。すでに8回開催し,25種のますの寿司を食べ比べています。
今後の開催予定は次の通りです。
オープンCAE勉強会@富山(第36回)10月10日(土)
実験で使用されるシャドウグラフ動画(流体の密度変化を可視化する方法)を,
Paraviewで再現することなどを予定しています。
このためには,Pythonスクリプトを有効にしてコンパイルしたParaviewが必要です。OpenFOAMをDebパッケージインストールした場合には,有効となっているはずです。
ソースコードからコンパイルした場合,無効となっている可能性があります。
状況をご確認ください。対策についても記載されています。
勉強会で用意した仮想マシンでは,有効になっています。
Paraview410_python_MPI機能インストール手順.pdf
さらに,勉強会メンバーによる協働プロジェクト OpenFOAM非ニュートンモデル
https://atnd.org/events/71277
https://atnd.org/events/71278
https://atnd.org/events/71279
今後の開催予定
8月22日(土)オープンCEA勉強会@富山(第35回)開催のお知らせ
オープンCAE勉強会@富山 開催予定
7月25日(土)オープンCEA勉強会@富山(第34回)開催のお知らせ
https://drive.google.com/file/d/0B-92kZICRjZ5RVNia0NWeUtuT28/view?usp=sharing
オープンCAE勉強会@富山(第33回)
https://youtu.be/1-bwwIEubLI
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オープンCAE勉強会@富山(第33回)を,6月13日(土)に,富山県立大学にて開催いたします。
恒例の交流会「ますの寿司 食べ比べ」も開催いたします。
Virtualboxは下記サイトからダウンロードすることが可能です。
オープンCAE勉強会@富山(第32回)開催のお知らせ
Virtualboxは下記サイトからダウンロードすることが可能です。
オープンCAE勉強会@富山(第29回)開催のお知らせ
オープンCEA勉強会@富山(第28回)が終了しました。
オープンCEA勉強会@富山(第26回)が終了しました。
学生参加者から,OpenFOAMのDEM機能に関する報告がありました。ソースコードを解読し,新たな機能の追加に挑戦しています。
10月18日(土)オープンCEA勉強会@富山(第26回)開催のお知らせ
講習会では,Salome-meca 2014.2 をベースに説明していただきます。これが使えるPCをご用意ください。見学だけでも歓迎します。
講習会で使用できるVirtualbox用仮想マシンを作成いたしました。下記から圧縮ファイルをダウンロードしてお使いください。圧縮形式は7zipです。解凍できない場合には7zipソフト(http://sevenzip.sourceforge.jp)をご利用ください.
https://drive.google.com/file/d/0B-92kZICRjZ5dk5kQVI2bmxkSG8/view?usp=sharing
今回から,配布する仮想マシンを,Virtualbox用とさせていただきます。Virtualboxがオープンソースソフトであること,機能が向上してきたこと,マルチプラットフォームに対応していること,これまでのVMWarePlayerは業務に使えないこと,が理由です。
Virtualboxは下記サイトからダウンロードすることが可能です。
https://www.virtualbox.org
注意:Windows版では,4.3.14以降のバージョンで,セキュリティーソフトとの問題が発生し,仮想マシンを起動できないトラブルが多数報告されています。Windowsをお使いの方で,問題が発生した方は,4.3.12バージョンの利用をご検討ください。下記から取得可能です。
https://www.virtualbox.org/wiki/Download_Old_Builds_4_3
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オープンCAE勉強会@富山(第25回)が終了しました。
9月27日(土)オープンCEA勉強会@富山(第25回)開催のお知らせ
9月27日(土)に,富山県立大学にて開催いたします。
今回は,*講習会「OpenFOAMのカスタマイズ・ソースコード改造入門(interFoamへの温度場計算追加)」* を開催します。講師は中川です。
OpenFOAMのソースコードを改造し,オリジナル機能を追加することに挑戦します。
下記リンク先を参考に,VOF法による2相流ソルバであるinterFoamを改造し,温度式の追加などの作業を行い,カスタマイズ作業の全体像を知る内容を考えています。
Adding temperature to InterFOAM, with edited source code (OpenFOAM v.2.3.0) by Damiano Natali (Wolf dynamics).
http://www.wolfdynamics.com/conferences-and-publications.html
3月の第19回講習会では,icoFoamに温度場計算を追加しました。その講習では,ソルバの改造だけでした。今回の講習では,ライブラリを改造し,改造したライブラリをソルバで利用することにも挑戦する予定です。
なお,講習会が長くなる可能性が高いです。そのため,今回は講習会をメインとして,時間の残った場合にかぎり,参加者からの報告を実施する予定です。
詳細情報,ならびに,お申込みは,下記サイトをご覧ください。
講習環境の最新情報も下記サイトに記載いたします。
https://atnd.org/events/54349
なお,富山県立大学のサイトで,過去の資料などを公開しております。
http://eddy.pu-toyama.ac.jp/オープンCAE勉強会-富山/
今後の開催予定は,
10月18日(土)
11月29日(土)
です。
オープンCAE勉強会@富山(第24回)が終了しました。
脈動流の伝熱に関する取組みが報告されました。今後の進展が楽しみです。
その他に,extBlockMeshの最新情報,treeFoamの紹介などがありました。
参加申込サイトは下記です。
https://atnd.org/events/54349
オープンCAE勉強会@富山(第23回)が終了しました。
講習会「Salome-Mecaを使用したメッシュ生成(非構造格子)」を開催しました。基本的な形状の3次元モデルを作成し,非構造格子を生成しました。いくつかのパラメータ設定方法を学び,品質の良いメッシュを生成する方法も教えていただきました。
大学院生から,OpenFOAMへの取り組みが報告されました。どちらも混相流ソルバに関するものでした。様々な物理モデルや,OpenFOAMソースコードについて,調査が進められているようです。今後の進展が期待されます。
新メンバーから,噴霧燃焼系ソルバに関する取り組みの報告がありました。
DEXCS2014開発状況についての報告では,最新ツールについての様々な情報が提供されました。リリースが待ち遠しいです。
その他に,最適化ソフトウェアに関する発表,新しい勉強会に関する報告,先月クロアチアで開催されたOpenFOAM Workshopへの参加報告などがありました。
資料の一部は,http://eddy.pu-toyama.ac.jp/オープンCAE勉強会-富山/ にて公開しております。
このサイトの上部にあるキャビネットから,20140726第23回のフォルダをご覧ください。
次回は,8月23日(土)に開催します。Salome-Mecaを使ってヘキサメッシュ(構造格子)を作成する講習会最新のOpenFOAM用メッシュ生成ユーティリティ cfMesh の講習会を予定しています。
次々回は,9月27日(土)の予定です。OpenFOAM関連の講習会を予定しています。
今後の開催予定は次の通りです。変更の可能性はあります。最新情報は,このサイトや,facebookのオープンcae勉強会@富山ページでお知らせします。
https://www.facebook.com/OpenCAEstudyGroupAtToyama
第24回 8月23日(土) OpenFOAM用メッシュ生成ユーティリティ cfMesh の講習会と勉強会
第25回 9月27日(土) OpenFOAM関連の講習会 (開催希望のテーマがございましたら,お知らせ下さい。)
OpenFOAM入門講習資料追加のお知らせ
はじめてのOpenFOAM OpenFOAM入門講習会 (講師:富山県立大 中川),第13回 オープンCAE勉強会@富山 2014/01/25
20140125はじめてのOpenFOAM_part1_公開.pdf
20140125はじめてのOpenFOAM_part2_公開.pdf
20140125はじめてのOpenFOAM_part3_公開.pdf
OpenFOAMによるメッシュ操作入門(講師:富山県立大 中川),第21回 オープンCAE勉強会@富山 2014/05/10
20140510メッシュ生成入門_実習_公開.pdf ←講習資料
Training-Mesh-OpenFOAM-basic.zip ←例題ケースファイル
オープンCAE勉強会@富山(第21回)開催のお知らせ
1000ダウンロードを突破した資料があります
もっとも人気の資料は,Salome-MechのCAD機能 ミニ講習(20130416第9回 秋山氏)です。本日,1000ダウンロードを突破しました。
それに続くのは,OpenFOAMソースコード解読へ向けて(20130608第11回 中川)で,700回強のダウンロードです。
他にも,400~600回程度ダウンロードされている資料も多くあります。
資料をご活用いただいた皆様,機会があれば,ぜひ,各地で開催中の勉強会に参加してください。
各地のオープンCAE勉強会リンク
勉強にて話題提供,資料提供してくださる皆様に感謝申上げます。
オープンCAE勉強会@富山(第20回)が終了しました。
講習会「FreeCAD入門講習会」を開催しました。FreeCADの最新版(0.14)を使って,基本的な3次元モデルの作成方法を学びました。ゆっくりと時間をとり,いくつかの練習問題に取組むことができました。
修士1年生から,昨年度の卒業研究の発表が1件ありました。compressibleInterFoamを使って,ハンダ流動解析に温度場を含めて考えています。固体との連成へと進展が期待されます。
DEM法に関して,OpenFOAM最新版2.3.0で導入された新ソルバの解読報告がありました。まだ途中ですが,実装されている内容の解読に挑んでいます。ソースコードの解読ノウハウも,情報発信してくれるそうです。
多孔質体のシミュレーションに関する報告がありました。
関連資料は,近日中に公開の予定です。
今後の開催予定は次の通りです。変更の可能性はあります。最新情報は,このサイトや,facebookのオープンcae勉強会@富山ページでお知らせします。
https://www.facebook.com/OpenCAEstudyGroupAtToyama
第21回 5月10日(土) OpenFOAM関連講習と勉強会
第22回 5月31日(日) Salome-Meca関連講習と勉強会
第23回 7月26日(土)
IE11対応について
IE11をお使いの方は,互換表示設定をご利用いただくことが,ファイルが表示されます。互換表示設定方法については,こちらのリンク先をご参照ください。
あるいは,別のブラウザでご覧いただくと,正常に表示されます。
本サイトが利用するNetCommonsの問題です。次期版で対策となっております。いましばらく,お待ちください。
ご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。
オープンCAE勉強会@富山(第20回) 開催案内
4月12日(土)に,富山県立大学にて開催させていただきます。
今回は, ミニ講習会「FreeCAD入門講習会」を開催します。講師は秋山様です。オープンソースの3D CADとして大きな関心を集めているFreeCADを,参加者持参のPCで操作しながら,基本的なモデルの作成に挑戦します。はじめてFreeCADに触れる人を対象として,実際にソフトウェアを操作しながら,基本的な使い方を学んでいきます。[昨年1月12日(土)に開催した講習会のupdate版です。]
ノートPCにFreeCADをインストールしてご持参ください。FreeCADは,Windows 版,Mac版, Linux版など,各種が用意されています。
詳細情報,ならびに,お申込みは,下記サイトをご覧ください。
講習環境の最新情報も下記サイトに記載いたします。
http://atnd.org/events/49340
FreeCADウェブサイト
http://www.freecadweb.org/
お気づきの点,ご質問,ご要望などございましたら,中川までお知らせ下さい。
初参加で環境準備方法がわからない方は,中川までお知らせ下さい。
なお,富山県大のサイトで,過去の資料などを公開しております。
http://eddy.pu-toyama.ac.jp/オープンCAE勉強会-富山/
オープンCAE勉強会@富山(第19回)が終了しました。
講習用PCについて-3月23日(日)第19回勉強会
講習内容やプログラムについては,下記サイトに公開しています。
https://github.com/snaka-dev/Training_begineer_OpenFOAM_Customize
講習会では,下記の文書を見ながら,作業を行います。当日は印刷資料を配付します。
https://github.com/snaka-dev/Training_begineer_OpenFOAM_Customize/blob/master/Text.md
## OpenFAOMのバージョンについて ##
上記の資料では,OpenFOAM 2.3.x をベースに説明しています。
OpenFOAM 2.0 以降のバージョンであれば,問題はないと思います。
## 講習用PCについて ##
講習会では, 参加者持参のノートPC を使います。
Windowsマシンをご利用の方は,仮想環境を使って,OpenFOAMを利用します。VMware Playerをインストールし,起動できる状態でご参加下さい。(注意1)
OpenFOAMをインストールした仮想マシンを配布します。次のリンクからZIP形式で圧縮した仮想マシンをダウンロードできます。当日はUSBメモリでもお渡しします。
https://drive.google.com/file/d/0B-92kZICRjZ5eTZXVktjTjJIWWM/edit?usp=sharing
この仮想マシンは,OS: Lubuntu14.04beta1,OpenFOAM 2.3.x (git install),割り当て最大メモリ756MB,仮想ディスク最大15GB(使用量8.5GB程度)です。
OpenFOAM 2.0以降がインストールされた環境をお持ちの方は,それをお使いいただいて結構です。C++のコンパイルが
Macをご利用の方は,ご相談ください。VMwareの仮想ディスクを,Virtualboxから使えるそうです。
注意1:
VMware Player は,個人利用にかぎり無償で使用できます。商用利用の場合はライセンスが必要となります。
下記サイトから, VMware Player and VMware Player Plus for Windows をダウンロード,インストールしてください。ライセンスキーなしでは無償版として,ライセンスキーを入力すれば商用版として利用できます。
https://my.vmware.com/jp/web/vmware/free#desktop_end_user_computing/vmware_player/6_0
## ご自分でOpenFOAM利用環境を用意される方へ ##
OpenFOAMのインストールされたPC(または,その仮想環境)をご自分で用意される方にお願いです。今回はコンパイル作業が入ります。
ご利用のOpenFOAMバージョンに応じたコンパイル環境をご準備ください。下記サイトから,ご利用のバージョンのページをご覧いただき,Source Pack Installation の System Requirements をご参照ください。OS毎に追加で必要とされるパッケージが記載されています。
OpenFOAM 2.3.0
http://www.openfoam.org/download/source.php
OpenFOAM 2.2.2
http://www.openfoam.org/archive/2.2.2/download/source.php
OpenFOAM 2.2.1
http://www.openfoam.org/archive/2.2.1/download/source.php
OpenFOAM 2.2.0
http://www.openfoam.org/archive/2.2.0/download/source.php
さらに以前のバージョンを含むリンク一覧
http://www.openfoam.org/download/archive.php
## その他 ##
ご質問などございましたら,中川までご連絡ください。
オープンCAE勉強会@富山(第19回)開催案内
3月23日(日)に,富山国際会議場201会議室にて開催させていただきます。*会場がいつもと違います!* 富山市内での開催ということで,勉強会終了後には,有志による交流会も開催します。
詳細情報,ならびに,お申込みは,下記サイトをご覧ください。
講習環境の最新情報も下記サイトに記載いたします。
http://atnd.org/events/48446
今回は, ミニ講習会「OpenFOAMのカスタマイズ・ソースコード改造 超入門」 を開催します。講師は中川です。OpenFOAMのソースコードを改造し,オリジナル機能を追加することに挑戦します。OFWiki(下記リンク先)にあるような、icoFoamに温度式を追加などの作業を行い、カスタマイズ作業の全体像を知る内容を考えています。
http://openfoamwiki.net/index.php/How_to_add_temperature_to_icoFoam
仮想環境VMware PlayerのインストールされたPCをご持参ください。OpenFOAMが動作・コンパイルできるPCをお持ちの方は,そのPCをお使いいただいても結構です。
OpenFOAMのカスタマイズという,少しマニアックな講習です。作業はせずに見学したいという方も歓迎いたします。
卒業研究等でOpenFOAMを利用した方からの発表を大歓迎します。 勉強会ですので,成果にこだわらず,気軽に取り組みを紹介してください。オープンCAEについて理解したことや,ちょっとした工夫などを発表していただけると,後輩となる卒研生の参考になります。
勉強会の参加費は無料です。
勉強会終了後に,有志による交流会を開催します。こちらは実費が必要です。会場~富山駅近辺の飲み屋で開催を狙っています。交流会のみの参加も可能です!
交流会会場選定のため,早めに参加申込をしていただけるとたすかります。
お気づきの点,ご質問,ご要望などございましたら,中川までお知らせ下さい。
初参加で環境準備方法がわからない方は,中川までお知らせ下さい。
オープンCAE勉強会@富山(第18回)が終了しました。
オープンCAE勉強会@富山(第18回)開催案内
オープンCAE勉強会@富山(第17回)が終了しました。
参加者は7名(教員1名,社会人6名:男女比6:1)でした。隣県から1名,関西からも1名の参加がありました。遠くからお越し頂きありがとうございました。
基本的な例題2題に取り組みました。いろいろな質疑応答もできました。積極的な活用を考えていらっしゃるようで,これからの勉強会が,ますます楽しみです。
次回は,2月8日(土)の予定です。秋山様からのミニ講習を予定しています。
オープンCAE勉強会@富山(第16回)が終了しました。
ミニ講習会:OpenFOAM(R)ソースコード入門について
最新情報はこちらです。
http://eddy.pu-toyama.ac.jp/jogex88pz-104/#_104
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*11/08 想定する受講者を追記しました。資料ドラフトを更新しました。
*11/11 IDE設定に関する備考,仮想マシンへのリンクを追記しました。最下部をご覧ください。
*11/12 資料ドラフトの更新。 11/15 資料ドラフトの更新。
2013年11月17日(日)開催の第16回 オープンCAE勉強会@富山 では,次のミニ講習会を開催します。
「OpenFOAM(R)ソースコード入門pt1 熱伝導方程式の解法(laplacianFoam)から有限体積法の実装について考える」
勉強会詳細と申込は,次のATNDサイトからどうぞ。 http://atnd.org/events/45229
講習会の内容は下記を予定しています。作成途中ですが,資料を貼付します。
20131117laplacianFoam解読講習_前編DRAFTv3.pdf
20131117laplacianFoam解読講習_後編DRAFTv3.pdf
* 想定する受講者は,卒業研究でOpenFOAMを使い始めた学生です。使えるようにはなってきたけれど,ソースコードの見方がわからない,教科書で読んだCFDの基礎が,感覚として身についたとは思えない,といった人です。
* OpenFOAM のソースコードでは,基礎式を偏微分方程式の形で記述する.OpenFOAM内部では,有限体積法を使ってこの微分方程式を解いている.どのようにして,有限体積法に基づく離散化が実現されているのか,最もシンプルな拡散方程式(熱伝導方程式)の場合を例として,実装方法を読み解いていく.
* 2013年6月のオープンCAE勉強会@富山で,ソースコードの眺め方について講習を実施した.この時は,使われている技術を断片的に見るに留まった.今回は,1つのソルバについて,じっくりとソースコードを眺めたい.まず,簡単な形状の問題を手作業で解き,その際に出てきた変数などを再認識した上で,ソースコードと照らし合わせる.
* 1次元熱伝導方程式を有限体積法によって離散化し,手作業で解く.この過程で必要な式変形などを確認する.
* 熱伝導方程式を解くソルバ "laplacianFoam" のソースコードを見ながら,上記手作業で出てきた式が,どのように使われている(コーディングされている)かを読み解く.
* 与えた偏微分方程式から行列が作られる過程を確認する.しかし,行列の解法には踏み込まない.
* 第11回 オープンCAE勉強会@富山 での講習資料(OpenFOAMソースコード解読へ向けてpt1_v1.pdf)をご一読ください.
第11回 オープンCAE勉強会@富山 での講習資料(OpenFOAMソースコード解読へ向けてpt1_v1.pdf)備考:
ミニ講習では,OpenFOAM 2.2.2 をベースに,ソースコードを解読します。
OpenFOAM2.2.2のソースコードを取得し,閲覧できる環境があると,理解が深まります。(実行しませんので,インストールしなくてもOK。)なくても受講できるよう,資料を配付いたします。
偏微分方程式の離散化と手作業での行列作成など,演習を実施する予定です。筆記用具をご持参ください。
WindowsやMacのノートPCでも作業できる環境を用意しました。下にリンクがあります。
詳細については,参加申込サイトでも逐次更新いたします。
備考:
OpenFOAMのソースコード(laplacianFoam)を統合開発環境 NetBeans IDEで調査するための環境設定方法についてまとめました。下記ファイルをご覧ください。
netBeans設定方法v0.pdf
ご利用のマシンで他のIDEをお使いいただくこともできます。上記にファイルに記載したのと同じソースコードを含めるようにしてください。
IDEのインストールと設定を組込んだ仮想マシン(VMware用仮想マシン)を作成しました。下記アドレスからダウンロードしてください。Googleドライブを使っています。「プレビューは使用できません」と表示されますが、その下にある「ダウンロード」をクリックすると、ダウンロードが可能となります。
ZIPファイル圧縮しましたが,容量は1.6GBです。解凍したあと,VMWarePlayerから起動してください。
https://drive.google.com/file/d/0B-92kZICRjZ5QW9acnBNendsalk/edit?usp=sharing
オープンCAE勉強会@富山(第14回)が無事に終了しました。
オープンCAE勉強会@富山(第14回)開催案内
オープンCAE勉強会@富山(第13回)が無事に終了しました。
オープンCAE勉強会@富山(第13回)開催案内
こちらも,ぜひ,ご利用ください。
http://eddy.pu-toyama.ac.jp/オープンCAE勉強会-富山/
なお,今後の開催予定は次の通りです。
9月21日(土)
10月26日(土)
オープンCAE勉強会@富山(第12回)の資料公開
http://eddy.pu-toyama.ac.jp/オープンCAE勉強会-富山/
Salome-Meca構造解析入門講習会の講習資料を含めて,秋山様から下記の資料を提供していただきました。
- Salome-Meca構造解析入門 講習会資料
- SalomeのHexaBlockについて
- 非ニュートン流体 解析解と数値解の比較
他にも,下記の資料も公開中です。
- OpenFOAMのmergeMeshesとstitchMeshを使ったメッシュの合成
- ParaviewのplotSelectionOverTimeの使い方
富山県立大学へのアクセス方法は,下記サイトをご覧ください。
富山県立大学へのアクセス
最寄り駅は,JR 小杉駅 です。
JR小杉駅南口から徒歩約20分(約2Km),または,
射水市コミュニティバス 「14.小杉駅・太閤山線」に乗車約5分です。
外部リンク:射水市コミュニティバス「14.小杉駅・太閤山線」
<お車>
無料駐車場がご利用いただけます。下記学内マップをご参照ください。
富山県立大学学内マップ
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