オープンCAE勉強会@富山(第60回)開催のお知らせです。
2月17日(土)に,富山県立大学にて開催いたします。
今回のミニ講習会は,「OpenFOAM付属V&V例題の実行と結果の自動処理化[予定](講師 中山勝之氏)」です。
OpenFOAMの計算結果を効率的に処理し,可視化画像やグラフを作成する方法を学ぶ講習シリーズの1つです。 ParaView,OpenFOAMポスト処理ツール,シェルスクリプト, gnuplot, matplotlib(with Python)を扱う予定です。効率的にOpenFOAMを活用するためのヒントとなります.
今回は,最新の OpenFOAM V1712に追加された検証例題に取り組みます。
OpenFOAM V1712には,V&Vの例題として,verificationAndValidation/schemes/divergenceExampleが加わりました。シンプルな2次元場において,14種類の拡散項のスキームを使用して,その特徴を比較するためのものです。ソルバにはscalarTransportFoamを使用し,定められた速度場で移流するパッシブスカラーの様子を再現します。
まず,この例題の内容を確認し,スクリプトを活用して,効率的にシミュレーションの実行・テストを実践する方法について学ぶ。さらに,14種のスキームによって,結果がどのように変化するのかを自動的に可視化する方法を学びます。下記のような可視化画像を,自動で作成し,効率的に検証を進めます。
ハンズオン講習をご希望の方は,講習環境を用意したノートPCをご持参ください。詳細は申込サイトをご確認ください。
ご意見,ご要望がございましたら,中川までお知らせください。
勉強会の詳細や最新の情報は,参加申込みサイトをご確認ください。